この度、愛知ゆかりの若いチェリストを応援する目的でコンクールを開催することにいたしました。多くの方の参加をお待ちしています。

 

<代表理事 岩城雅邦の横顔>

 

愛知県は豊田市を中心に自動車産業が盛んな工業地域で、日本のGDPの多くを支えていますが、その中心地・豊田市にもっと文化を!と声をだし、学生時代から始めたチェロを持って音楽活動を続けて参りました。

 

三河の地にアマチュアオーケストラを立ち上げ(現在の岡崎フィル)、会社の室内楽同好会を活性化し(トヨタ室内合奏団)、豊田市にクラシック専用のコンサートホールができるのであればクラシック音楽ファンを開拓せねばと市民サークル立ち上げ(とよたクラシック音楽同好会-1月に182回目の例会開催)、チェロの魅力を身近の人に(チェロを楽しむ会-2019年に20周年)、子供にこそ生の音楽をふれさせる(0歳から100歳までの親子のコンサート-17年3月より隔月)等など。チェロという楽器を中心に活動を重ねて参りました。

 

<チェロコンクール立ち上げの背景>

 

昨年秋に、ふと思うところありまして、人間100歳の時代になったとは言え実際に活動できる時間はそれほど多くはない。支援していただける人の期待にも応え、また50年のチェロ人生に新しい花を添えるべく何か新しいことを始めよう-それならチェロ研鑽に励む若手学生の更なる向上を支援する目的でチェロコンクールが良いではないかと決心した次第であります。

 

その為の母体となる(社)ピアチェーレNEXTを設立し、地元愛知の文化力向上も担っていることから、豊田市のコンサートホールを会場に2019年10月にP-nextチェロコンクールを開催することにいたしました。

 

ここ愛知県は豊田市を中心とする工業地域でありますが、文化の街として豊かな生活の基盤となる音楽を広め、地域のつながりを更にふかめるために、チェロを中心としてですが、これからも精進してまいります。

 

皆様の良きご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。

 

(社)ピアチェーレNEXT 代表理事 岩城 雅邦